本記事は災害時や災害に合う前に心得ておきたい内容を端的に情報が収集できるよう、MiCORAYオリジナルの記事として発信しております。必要な情報だけを確認したり、この内容についてもまとめてほしいといった声も募集しておりますので、こちらよりご連絡ください。心理学者とユニセフが教える災害時の子供の心のケア災害時は大人にとっても身体的、精神的ダメージを覆う出来事です。それは子どもにとっても同じです。特に大人の表情や言葉から伝わってくる不安や悲しみをよく観察している子どもたちにとっては、見えない感情(不安やストレス)が蓄積している可能性があります。そこで、今回は臨床心理士である吉田あきなさんとユニセフが公表している「災害時の子どもの心のケア~一番身近なおとなにしか出来ないこと~」を基に大人が身近な子どもにできるケアを紹介します。❶安全を伝える1つ目は、「安全を伝えましょう」子どもたちにとっては行動で示すだけでなく、きちんと言葉で伝えましょう。親御さんや周りにいる大人が声をかけることで、子どもが勝手に不安や妄想を膨らませないようにするためにも言葉をかけることは大事です。「いまこの場所は、大丈夫。」「ママとパパと一緒にいれば大丈夫だよ。また揺れることはあるかもしれないけれど、そのために、備えているからね。」「逃げる場所を確認して、食べ物も用意してあるからね。」といった状況に応じた声掛けをして、同時に実際に防犯マップや非常食などを見せてあげると、よりこどもたちも安心するかと思います。❷気持ちに寄り添う2つ目は、気持ちに寄り添ってあげましょう。感情をしっかり言葉にして伝えあいましょう。「怖かったね。」「びっくりしたね」と❸地震について説明する➍被災した映像を繰り返し見せない➎子どもの回復力を信じる❻子どもの様子を観察❼親も自分の心の様子を観察今回は災害時、災害にあう前に知っていただきたい「災害時に子どもの心を守る方法」でした。そのほか、こういったときどうすれば良いの?といった内容や記事を希望する場合はこちらよりお問合せください。みなさんの命、心が守られるよう、MiCORAYができる発信をしていきたいと思います。