忙しい毎日に付きまとうストレス。ゼロにすることはできなくても、日々ストレスケアを意識することは心身の健康に大切なことです。運動や推し活など、さまざまなストレスの発散方法を取り入れていきたいもの。この記事では、リラックス効果やストレスケアに効果のある飲み物を5つ、食べ物を3つご紹介いたします。ストレスケアにおすすめな飲み物1、仕事のお供に 緑茶やほうじ茶まずは、緑茶やほうじ茶。「テアニン」というリラックス効果のある成分が含まれています。ほうじ茶の香りにも脳をリラックスさせる効果のある成分が含まれています。両方ともカフェインを含んでおり、カフェインによるリラックス効果も。ただ、カフェインは夜の睡眠を妨げる効果もあるので、夕方以降はカフェインの少ないほうじ茶を選びましょう。ほうじ茶には血行を促進する効果もあるので、寒い時期やクーラーの時期に冷えが気になる方のリラックスに最適です。2、在宅ワークの休憩に ココアココアの苦味成分には「幸せホルモン」と呼ばれる「セロトニン」に働きかけて、心身をリラックスさせる効果があります。ココアに含まれるカカオポリフェノールは、集中力を上げる効果もあるので、お仕事の合間に効果的。注意したいのは、市販のミルクココアには糖類を多く含むものが多いという点です。糖分はイライラを促進する効果があるので、ストレスケアを考えると減らしたいもの。おすすめは糖類を含まない「ピュアココア」を選び、お家で甘さ控えめに作ること。飲む量も1日1杯のお楽しみ程度にしましょう。3、生理前中のイライラに よもぎ茶日本で昔から草餅の材料などとして親しまれているよもぎ。その効能の高さからヨーロッパでは、「ハーブの女王」と呼ばれているそうです。よもぎの爽やかな香りには心を落ち着かせる効果や、安眠効果があります。加えて、よもぎ自体に血行促進や女性ホルモンを整える効果も。カフェインゼロなので生理前や生理中にもおすすめのお茶です。血行がよくなることで、むくみを抑えてくれる上にデトックス効果も期待できるよもぎ茶、ぜひ一度試してみてください。4、生理中のおやすみ前に カモミールティー最近は飲食店でも目にすることが増えてきたカモミールティー。飲んだことのある方も多いかと思います。穏やかな香りが心身を落ち着かせ、安眠効果の高いハーブです。頭痛や生理痛にも効くとされています。カフェインも入っていませんので、生理中の寝る前のリラックスタイムにおすすめです。スーパーでも手軽にティーバッグになった製品を購入することができるのも嬉しい点。製品によって苦味の強いものもあります。気になる時は少量のミルクや蜂蜜でまろやかさや甘さを加えて楽しんでください。5、急激なストレスに! レモンバーム日常に降りかかる予期せぬストレス。爆発してしまう前に、レモンバームというハーブを試してみてください。レモンバームは別名「メリッサ」。名前に「レモン」とついていますが、シソ科の植物です。ハーブ大国ドイツではストレスによる急激な不安感やパニックに用いられることが多いそうです。その名の通り、すっきりとしたレモンのような香りと少しの苦味が、心を沈めてくれます。茶葉のみで売られていることが多いですが、ネットでも購入できます。ティーバッグ派の方は100円ショップなどで空のお茶パックを購入して自作ティーバッグを用意しておくとよいかもしれません。ストレスケアにおすすめな食べ物1、仕事の合間のお楽しみ ビターチョコレート飲み物編のココアでもご紹介しましたが、苦味成分の中に「セロトニン」を助ける効果のある物質が多く含まれています。その上、チョコレートには癒しや安眠効果のあるGABAもたくさん含まれています。特にカカオ含有量70%以上のビターチョコレートにはカカオポリフェノールも多く、集中力アップに貢献してくれます。仕事の合間の息抜きに適していると言えるでしょう。チョコレートはカロリーも高いのでダイエット中は食べすぎ注意!一日に食べる間食の適量は200カロリーと言われています。板チョコであれば大体半分くらいにしましょう。2、噛んでストレスを減らす ガムや硬いナッツストレスを感じている際に何かを噛んでいると、分泌されるストレスホルモンが減るといわれています。ガムやナッツをしっかり噛んで心を落ち着かせてみてはいかがでしょう。脳に近い部分を継続的に動かすことで脳への血流もよくなり、集中力も高まることがわかっています。こちらも、仕事の合間におすすめです。ストレスを感じた日の夜お酒を飲む際に、スルメや炒り豆をおつまみにするというのもおすすめです。たくさん噛むことで満腹中枢も刺激され、食べすぎの予防にもなります。3、朝食の定番 味噌汁や納豆大豆製品には幸せホルモン「セロトニン」の材料となる物質が多く含まれています。更に、発酵食品に含まれる菌類は腸内環境を健やかにしてくれます。「セロトニン」の多くは腸で作られているといわれていますので、味噌や納豆を食べることで材料と作る環境の両方を整えることができて一石二鳥です。野菜たっぷりのお味噌汁にすると、食物繊維も取れてもっと腸内環境を整えることができます。味噌汁や納豆といえば、朝食の定番メニュー。忙しい朝こそ取り入れて、ストレスに強い体作りをしていきましょう。もっとも効果的!日々の食生活をバランスよくストレスと一言でいっても原因はさまざま。もし、「軽い倦怠感が続く」「イライラしやすい」と思ったら食生活を見直してみましょう。精神の安定には、脳だけではなく自律神経やホルモン、その他さまざまな体の中の器官が健やかな状態であることが大切です。そのためには、肉、魚介類、芋類、緑黄色野菜、乳製品類、海藻類、穀物類など多様な食材に含まれる栄養素が必要となります。毎食、完璧な食事を取ることは難しいと思います。1、2日間の中でバランスを取るようにしてはいかがでしょうか。今回ご紹介した飲み物や食べ物も過剰摂取には注意して、適度に楽しく生活に取り入れてみてくださいね。参考文献働く女のワーク&ライフマガジン Woman typeWOMAN SMART ビューティーEPARK くすりの窓口特定非営利法人日本メディカルハーブ協会大正製薬LOVEGREEN煎茶堂東京Oggi.jpSan'ta Rosafelice"香り”ではじまる、ワタシの暮らしmacaroniハーブのちから和田デンタルクリニックマイナビニュース日本橋グリーン歯科山梨県厚生連新百合ヶ丘病院