毎日仕事や家事に追われる中で、嫌でもストレスや疲れが溜まってしまいますよね。そんな時、無性におやつを食べたいと思った経験はないでしょうか。太ってしまうからとおやつを我慢しているという方も多いかもしれません。おやつは我慢せずに食べることで、ストレス解消や疲労回復効果が期待できるのです。しかし、好きなおやつを好きなだけ食べて良いわけではありません。おやつと上手に付き合うことで、心も体もリフレッシュし、毎日を健やかに過ごしましょう!甘いものを食べたくなる理由おやつと言えば、ケーキやチョコレートなど甘いものを思い浮かべることが多いと思います。甘いものを食べると、幸せな気持ちになったことはありませんか。また、疲れているときやストレスが溜まったときに甘いものを無性に食べたくなることが多いのではないでしょうか。疲れているときに甘いものが食べたくなるのは、血糖値が下がり過ぎてしまい、脳が糖分を欲しているためです。甘いものを口に入れると、血糖値が一気に上がり、脳が満足するのです。甘いものを食べたときに幸せな気分になるのは、脳が満足しているからなんですね。ストレスが溜まったときに甘いものが食べたくなるのは、脳内神経物質が関係しています。甘いものを食べると、精神を安定させるセロトニンや快楽や喜びをもたらすドーパミンが分泌され、脳が快感を感じるのです。甘いものを食べてスッキリとした気持ちになるときは、自覚がないうちにストレスが溜まっている可能性があるとも言えます。甘いものばかりに頼らなくてすむように、ストレスはこまめに発散するようにしましょう。疲労回復やストレス発散におすすめのおやつ疲労回復やストレス軽減に効果的で、ダイエット中でも安心なおやつを4つ紹介します。コンビニやスーパーに行けばすぐに手に入るものばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。①チョコレートチョコレートに含まれるカカオポリフェノールは、体内の酸化を抑える抗酸化作用の働きを持っています。抗酸化作用によって、疲労回復や精神の安定、リラックス効果が期待できます。カカオポリフェノールを摂取すれば、基礎代謝が上がり、エネルギーが消費されやすくなるそうですので、ダイエットにも効果的です。カカオの高いチョコレートには、カカオポリフェノールが多く含まれるので、高カカオのチョコレートを選ぶようにしましょう。また、チョコレートには、ストレス軽減に効果的な栄養素であるテオブロミンとGABAが豊富に含まれています。チョコレートの苦味成分であるテオブロミンは、幸せホルモンであるセロトニンの合成を助ける働きがあり、ストレスを軽減する効果が期待できます。GABAには、癒しやリラックス効果があると言われています。ストレスを軽減するだけではなく、心が癒され、幸せな気持ちになる効果が期待できるチョコレートは魅力的ですね。②ヨーグルトヨーグルトには、アミノ酸のトリプトファンとカルシウムが豊富に含まれます。トリプトファンは、気持ちを安定させる脳内ホルモンであるセロトニンの材料になります。カルシウムには、イライラを抑えてくれる効果が期待できます。強いストレスを感じたときや、心を落ち着かせたいときにヨーグルトを食べると良いでしょう。また、ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、腸内環境の改善に役立つので、便秘の解消に繋がります。腸が活発に動くようになると、基礎代謝の増加に繋がるので、太りにくく痩せやすい体を手に入れることができるでしょう。③バナナバナナには、でんぷんやブドウ糖などさまざま種類の糖質がバランスよく含まれています。糖質は種類によって、エネルギーに変換されるスピードが異なり、ブドウ糖や果糖は消化吸収が早く、すぐにエネルギーとして使われます。でんぷんなど消化吸収が遅い糖質も含まれるので、長く効率的にエネルギーを補給することが可能なのです。手軽にエネルギーを補給できることから、マラソンランナーもバナナを食べることが多いそうですよ。ブドウ糖は、体を動かすためでなく、脳の大切なエネルギー源として働くため、不足すると、集中力が落ちてしまうことがあるそうです。疲れて集中力がなくなってしまったときや、活力不足のときのリフレッシュとして、バナナでエネルギー源の補給を行いましょう。また、バナナに含まれるオリゴ糖には便秘の改善、カリウムはむくみの解消に役立つので、ダイエット効果があると言われています。④ドライフルーツドライフルーツは、いちじくやデーツなどたくさんの種類があり、天然の甘みが楽しめて、おいしいですよね。ドライフルーツには、マグネシウムやカルシウムなどストレスによる体の酸化を防ぐ抗酸化成分が多く含まれるので、ストレス軽減に効果的です。ドライフルーツには、砂糖などでコーティングされているものもありますが、糖質が高く、血糖値の急上昇を招くため、あまりおすすめしません。フルーツ本来の栄養素をしっかりと補給することができますので、無添加で砂糖不使用のタイプを選ぶようにしましょう。ドライフルーツは乾燥させて水分をおさえていますので、フルーツをそのまま食べるよりも、少しの量で多くの栄養素を摂ることができます。また、噛み応えがあるため、少量でも満足しやすく、ダイエット中に小腹がすいたときにおすすめです。⑤ナッツナッツには、パントテン酸とビタミンEが豊富に含まれています。ビタミンB群の1種であるパントテン酸は、エネルギー代謝に欠かせない栄養素で、疲労回復を促すと言われています。パントテン酸は、ストレスを和らげる働きをする副腎皮質ホルモンの合成に関わっているため、ストレスが多い人にはぜひ摂ってもらいたい栄養素です。ストレスに効果的なパントテン酸は、抗ストレスビタミンと言われることもあるそうですよ。ホルモンバランスを調整するビタミンEは、女性ホルモンの分泌をコントロールする働きもあります。月経前や更年期障害など女性特有のストレス症状があるときは、ビタミンB6が豊富なピーナッツやピスタチオを選ぶようにしましょう。ナッツは糖質が少なく、少量で腹持ちが良いため、おやつを楽しみながら、無理なくダイエットを続けやすくなります。おやつを食べる時間おやつを食べたいときは、15時までに食べるようにすれば、ダイエット中でも安心です。B-MAL1と呼ばれるタンパク質は、脂肪の合成を促す働きをしています。B-MAL1の分泌量は、15時頃が最も少なく、22時以降から深夜にかけて増えてしまうそうです。昼食の2〜3時間後は血糖値が下がっておやつを食べたくなるタイミングでもあります。B-MAL1の分泌量が少なく、血糖値が下がっている15時におやつを食べれば、ダイエットにも疲労回復にも効果的なのです。3時のおやつには、しっかりとした理由があるんですね。我慢せずにおやつを食べようおやつを我慢しすぎて、ストレスを溜めることによって、また甘いものが食べたくなるという悪循環になってしまうことがあります。おやつはむやみやたらに我慢するのではなく、おやつの選び方や量、時間帯などをしっかりと考えて食べることが大事なのです。おやつと上手に付き合って、ストレスや疲れを解消し、心と体の健康を手に入れましょう。★MiCORAYピックアップ★・LOFOMA+(ロフォマプラス)・Markrin Chocolate・岩泉ヨーグルト・ユニフルーティー ジャパン・煎りたてナッツと落花生専門店 usagiya