料理を作っていたら、子どもから自分も作りたいと言われた経験はありませんか。子どもが料理に興味を持ち始めるのは、おままごとに夢中になる3歳からと言われています。言われたはいいものの、小さな子どもに料理をさせるのは危険も伴うので、不安に感じてしまいますよね。子どもが料理をしている間は目を離せないので、時間の都合上、つきっきりで子どもと料理をするのは難しいと感じる方も多いと思います。そんなお悩みを持つ保護者の方は、料理を体験できる場所に行くことをおすすめします。プロの方と一緒に子どもが楽しく料理をしますので、保護者としても安心ですよね。料理を体験することで、お子さんの新しい一面を発見できるかもしれませんよ。子どもが料理をするメリット①五感を鍛えられる料理をすることで、五感を同時に刺激できます。味見をすることで味覚、料理中の匂いで嗅覚、食材を触ることで触覚、火を入れることによる食材の変化で視覚、食材を炒める音で聴覚を鍛えられます。五感を鍛えれば、脳が活性化するので、表現力や創造力が豊かな子に成長していきます。②問題解決能力が身に付く料理を作って食べてみると、想像通りの味ではなかったり、食材の切り方や火加減などの問題点が見えてきます。思い通りの仕上がりではないと、次はどうしたらいいかを考えますよね。食事は毎日食べますから、すぐに次の日でも考えたことを試すことができ、また新たな気付きがうまれていきます。何度も繰り返しているうちに、満足のいく仕上がりに近づいていくはずです。問題解決能力が身に付けば、自分で考え、解決に向かって行動することができるようになるでしょう。③自信がつく料理が出来上がったとき、達成感を感じます。自分で何かを作り上げることは、達成感を得ることができ、自信に繋がっていくのです。最初はうまくいかなくても、何度も挑戦することで、目に見えて成長していきます。自信がつくことで、これまで苦手だったことにも挑戦するようになるでしょう。④好き嫌いが減る子どもは、初めて見る料理に不安を感じて、食わず嫌いになってしまうことがあります。自分で料理をすることで、どんな食材が使われているかを知れるので、安心して食べることができるようになります。自分で作ったものであれば、これまで苦手だったものも食べてみようという気持ちになることもあります。実際に食べることで、おいしさに気付き、好き嫌いを克服することに繋がるでしょう。⑤感謝の心が育つ自分で料理を作ることで、料理を作る大変さを実感できます。できあがった料理を食べてもらったとき、おいしいと言われれば嬉しいですし、残されたら悲しい気持ちになりますよね。作る人の気持ちが分かることで、日々料理を作ってくれる人への感謝の心が生まれるでしょう。子どもが料理を体験できる場所①まろんずキッチンまろんずキッチンは、料理を教えるだけではなく、作ることや食べることの楽しさを学ぶことを目的とした子ども料理教室です。最大の特徴は、保護者は付き添わず、子どものみが参加することです。保護者の方が一緒だと、どうしても甘えたくなってしまいますよね。子どものみで参加することで、甘えることなく、自分の力だけで最後まで料理を作ることができるのです。できあがった料理はその場で食べるのではなく、家に持ち帰ります。家族のために作った料理を食べてもらい、褒めてもらうことで喜びを感じられるのです。自分1人で頑張れた経験と人の役に立つ喜びを同時に得られ、成長することに繋がります。3歳から参加できますので、ぜひお近くの教室で料理体験をしてみましょう。②リトルシェフクッキングリトルシェフクッキングは、子供の料理がしたいという気持ちに寄り添った料理教室です。食材や調理器具は1人1つずつ準備されているので、自分のペースでゆっくりと楽しみながら料理を作り上げることができます。保護者は近くで見ることができますが、手出しや口出しはしない決まりです。講師も最低限のサポートしかしません。子どもが自分の力で最後まで作り上げることを大切にしているのです。出来上がったら保護者と一緒に食べるので、親子で幸せな時間を過ごせそうですね。2歳から通えるので、字の読めない小さな子どもでも分かるようにレシピはイラストで書かれています。また、講師はデモンストレーションは行わず、口頭のみで説明するため、集中して話を聞く力を養うこともできます。③丸亀製麺丸亀製麵は、全国に800店舗以上あるので、一度は行ったことがあるのではないでしょうか。東京立川にある丸亀製麺手作り体験教室では、実際にお店で使っている材料を使い、うどんとかき揚げ、いなり作りを体験できます。子どもは手作り体験教室オリジナルの麺職人の制服を着て体験するので、うどん職人になった気持ちになれそうですね。子どもの目線でも、うどんを茹でるための大きな釜がじっくり見られるように厨房は少し低めに作ってあるそうです。うどんは粉から手作りし、かき揚げは好きな具材を選ぶことができます。3歳以上が体験できますが、小学生以下は保護者同伴が必要になりますので、親子でうどん作りを体験してみましょう。④富士家富士家は、山梨県の名物であるほうとう、吉田のうどん、忍野八海そばなどの郷土料理作り体験ができる場所です。富士山が一望できる山梨県富士吉田市にあり、近くにある河口湖は富士山の絶景スポットなので、体験の前後に立ち寄るのもいいですね。富士山の雪解け水を使った忍野八海そばは大人気なので、お店で食べるのもいいですが、自分で楽しく作って食べることで忘れられない思い出になりそうですね。そばは粉の状態からのそば作りは難しいですが、スタッフの方が最後までサポートしてくれるので、安心して体験ができます。自分で作った麺を持ち帰るコースもあるので、お土産にするのもいいですね。体験で作った料理と一緒に馬刺しなどの山梨名物を提供してもらい、一緒に食べることもできます。山梨の郷土料理を作る以外にも、天然染め体験、薬膳七味の調合体験などさまざまな体験が可能です。4歳以下は無料、12歳以下の割引もありますので、家族で遊びに行ってみましょう。⑤ステーキのあさくまステーキのあさくまは、関東、東海地方にあるステーキ店です。夏休み限定で1日コックさん体験を行っています。厨房には子どものみで入り、シェフと一緒に料理を作ります。専用のコックコートを着て行いますので、コックさんになった気分になれそうですね。野菜を切るところから始め、ステーキを焼いてお皿に盛り付けるところまで行います。出来上がったら、家族の待っているテーブルへ持っていき、家族に食べてもらいます。オーダーを取って料理を作るところから提供するところまで一貫して体験できるのです。祖父母などに何も言わずに客席で待ってもらい、子どもが料理を提供することで、サプライズもできます。料理体験で食育を料理体験をすることで、食べるだけでは分からなかった発見がたくさんあり、食育に繋がります。好き嫌いが多かったり、食事を残しがちな子どもも、料理を作ることで変わるかもしれません。子どもの成長に必ず繋がりますので、ぜひ一度料理体験に行ってみましょう。★MiCORAYピックアップ★・子ども料理教室 まろんずキッチン・リトルシェフクッキング・丸亀製麺手づくり体験教室|ここのうどんは・郷土料理体験教室富士家・ステーキのあさくま キッズ★体験