今年も残りわずか。師走は、師匠が走ると書きますが、ともかく忙しくて、疲れが溜まるもの。年末年始にストレスを感じる人は多いですが、なぜストレスを感じるのか、原因をご紹介しましょう。◎家族との距離感が縮まるストレス家族と過ごす時間は楽しいものである一方で、通常一緒に住んでいない家族が一堂に集まる場合、生活リズムの違いがストレスの原因となります。具体的には、起床や就寝の時間、食事の好み、日常の習慣が異なることがあり、これらの違いに対する調整が必要で、時には緊張を生じることがあります。価値観や意見の相違や、過去の問題が再熱するなど、ストレスが多くなることがあります。◎やらなきゃいけないことに追われるストレス年末年始における「やらなくてはいけないこと」は、多くの人にとってストレスの源となり得ます。この期間には、贈り物の用意、大掃除、年越しの準備など、多くのタスクが詰まっています。特に、おせち料理の準備や家族の食事の用意が普段よりも増えることで、疲れが蓄積し、ストレスが発生しやすくなります。◎ソーシャルが増えるストレス年末年始は特別な時期であり、家族や友人と会うことも増えます。久しぶりに会った友達との時間は楽しいものですが、帰ってからグッと疲れることってありますよね。人混みに出るだけでも、疲れは溜まるもの。◎生活リズムの崩れやすいストレス普段とスケジュールが変わることなども一つのストレスになることがあります。おやすみになり、いつも通勤で歩いていたところ、家にいることが多くなり、運動不足になる方が多いです。運動不足に加え、食べすぎで、身体の調子が整わなくなったり、夜更かしして、疲れが取れないと感じる方もいます。◎寒さによるストレス冬は日照時間が短くなり、日中の明るさが不足します。これにより、季節性情動障害(SAD)と呼ばれる症状が現れることがあります。寒さよって、気分が沈んだり、元気が出ないと感じる、睡眠の質がさがる、食欲があがる、または下がることがあります。ではそのストレスにどう対処したら良いか、ヒントをお伝えします。1.体だけでなく心も休めよう年末の準備は、実は楽しい、まったりとした時間でもあります。お年玉袋を選んだり、家を飾ったりすることで、ワクワク感を味わいましょう。普段休めていないと感じている人は、身体も心も休めましょう。長めにお風呂に入る、好きなお酒を飲む、笑える番組を見る、ソーシャルメディアはほどほどに、自分の『今ここ』の時間を大切にしていきましょう。2. コミュニケーションを大切に家族や友人との時間は、年末年始の特別な魅力の一つです。価値観の違いや小さな衝突があっても、お互いを尊重し、一緒に過ごせる時間を大切にしていきましょう。あなたが思っている以上に、一緒に過ごせる時間は限られたものかもしれません。家族のメンバーが昔好きだったものを用意してみたり、少し思い出話をしてみたり、写真を取り出してみるのも楽しいかもしれません。3. 普段と違うに柔軟に対応年末年始は、予期せぬトラブルや計画の変更が起こることもあるかもしれません。生活リズムが変わったり、家族がいつも以上に家にいるので、普段と違うスケジュールや仕事が降りかかってくるかもしれません。しかし、柔軟な考え方を持ち、ストレスを最小限に抑える助けになります。何かがうまくいかなくても、楽しい瞬間が待っていることを思い出してください。4. セルフケアを忘れずに忙しい時期でも、自分自身を大切にしましょう。健康的な食事を摂り、良質な睡眠を心がけ、リラックスする時間を作ります。自己ケアはストレスを軽減し、心身の調和を保つのに役立ちます。ストレスとの付き合い方を学びたい方におすすめなのが、米国式ストレスマネジメント講座。この講座は、米国では大学でも会社でも学んでいるライフスキルを“日本語で”“家で”手軽に受講できる講座です。2024年、心理学を学んで、ストレスに負けない一年にしましょう!今回は20名限定で、申し込みは1月3日までです。自分のために心理学を学びたい方!売り切れる前にぜひ!駆け込んでください。皆さんにとって2024年がいい年になりますように!MiCORAYおすすめ!2024年年始限定企画【米国式】子育て中のココロを強くするストレスマネジメント講座 Basic吉田あきな臨床心理士・公認心理師・研究者・社会起業家 慶應大学環境情報学部卒業 上智大学大学院総合人間科学研究科博士前期課程卒業詳細はこちら