"MiCORAY" makes your days a little brighter.

【INTERVIEW】豪華客船クルーの仕事を通して、世界を見る目が大きく広がった

KAYOアイキャッチ

ーーお名前と職業、MiCORAYでの担当業務について教えてください。

KAYO:はい。KAYOと申します。

現在はアテンド関係の仕事をしつつ、ウェルビーイング・メディアMiCORAYのHR担当やSNS運用、記事サイトのアップをしています。その他にも、今後の事業に向けた企画なども考えているところです。

ーー普段からアクティブなイメージがありますが、これまでの人生で、大変だったことなどをお聞かせください。

KAYO:そうですね。これまで外資系の5つ星ホテルなど、いろいろな職業を経験したのですが、なかでも一番大変だったのは世界を周る豪華客船でのクルーの仕事ですね。

もともと英語を使う仕事や海外で働きたいと考えていたところに、豪華客船で「日本語ができるクルー募集」というのを見つけて、「これだ!」と思って応募しました。昔から、映画「タイタニック」のような世界に憧れていたので、運命を感じました。

ただ、ホームステイ2週間ほどの留学経験しかなく、豪華客船内の公用語はもちろん英語なので最初はうまくコミュニケーションが取れず苦労の連続だったのを覚えています。分からない単語も船では電波がなく調べることも厳しい状態だったので必死に会話を聞いて覚えていきました。

その他にも、船には独自のルールがあり、まずはそのルールを覚えることがすごく大変でした。クルーの部屋は2人1組のキャビンだったのですが、窓もなく、一緒に住む人もぜんぜん知らない人だったり・・・。冷蔵庫も電子レンジもない、プライベートもない狭い2人部屋で、シャワーも真冬に水しか出なかったりとか。停電したときには携帯電話のライトを使ってメイクすることもありました。

KAYO

ーー船が停泊しているときは、自由時間もあったのですか?

KAYO:はい。日本人は乗船期間が6カ月でその期間は1日も休みはないですが、休憩時間であれば観光もできます。ただ、セキュリティ確保のため数カ月に1度は外出禁止の週がありました。全員が船を降りてしまうと、船にクルーがいなくなってしまうので。

従業員用のジム以外にも、プールやバーも完備されていて、毎週クルーイベントがあるので仕事終わりにみんなでダンスしたり、歌を歌ったりして交流を深めていました。

お酒も飲めるのですが24時間何が起こるか分からないので絶対酔ってはいけないんです(笑)。

ーークルーの仕事は大変そうですが、学びも多いのですね。

KAYO:はい。一番学んだことは、宗教や価値観、文化など世界にはいろいろな人がいて、それぞれの背景があるということです。

例えば、日本では当たり前のように家族と過ごせますが、船で働いている人は8カ月間家族と離れ離れです。子供は家でおじいちゃんおばあちゃん、ベビーシッターに見てもらって親は出稼ぎという光景を目の当たりにして最初はとても衝撃でした。私はただ経験したい、世界を見たいという理由で働いていたので、自分の当たり前の環境がどれだけ幸せなのかと気付くことが出来ました。

また、日本は就業時間はきっちり働く、そして残業も当たり前のようにありますが、海外ではいかにさぼるか(笑)。日本人は本当に真面目だし仕事も丁寧で改めて凄いと感じました。乗客乗員5000人の船で日本人1人だった時もあり、言葉の壁や考え方の違いもありましたが、たくさんの仲間が支えてくれたので、今もとても感謝しています。

ーー日本に帰国後も、MiCORAYやその他の仕事で活躍されていますが、ワークライフバランスを両立する上で気をつけていることはありますか?

KAYO:私は自分の直感を大切にしていて、「やりたいと思ったことはやる!」と決めています。人生って一度きりですし、いつ何が起きるかわからないので。もしかしたら、3カ月後には病気で動けなくなっているかもしれません。なので、やりたいと思ったり、挑戦したいことはすぐに行動するようにしています。

それは仕事や生き方において「今を大切にすること」を心がけているからかもしれません。

つい先日も、標高2000メートル越えの山で住み込みで働きました。気になることは、なんでもチャレンジしたいんです。今まで海ばかりみていましたが山の壮大さに圧倒され、帰って来てからは山の動画ばかり見ています。もしかしたら今後は船のクルーから登山家に転身するかもしれません(笑)。

カンボジアでのボランティアで改めて感じた、人とつながることの大切さ

ーー船のエピソード以外で、人生のターニングポイントや価値観が変わった出来事があれば教えてください。

KAYO:人生のターニングポイントは、20歳の時にボランティアで訪れたカンボジアでの経験ですね。Facebookでボランティア募集を見つけて、思い切って1人で参加しました。

私が訪れた村は観光客も来ないような場所で、住居も日本とは違い高床式だったり、電気も水もなかったりで人生初の熱中症になりました。牛も普通に歩いていて、寝るところも蚊帳(かや)といって、虫よけの網を張ったり、お風呂も井戸の水を使って髪を洗ったりしていました。

ご飯は美味しかったのですが、アリが入ることも珍しくなかったです。しかし周りの人は「タンパク質だから大丈夫よ」と言うので、私も「タンパク質は栄養!」と我慢して食べてました。(笑)

カンボジアでのボランティアで改めて感じた、人とつながることの大切さ

ーーカンボジアではどのような活動をされていたのでしょうか。

KAYO:村には日本のようにたくさん学校がなく、1つの教室にいろいろな年代の子が勉強していて、そこで日本語と英語を教えるボランティアをしました。

授業をしていて衝撃を受けたのは、鉛筆や消しゴムを持っていない子どもが多く、間違えた文字を手でこすって消す子もいたことです。

それと、日本だと「手を挙げて」と言っても、恥ずかしがって手を挙げない生徒も多いじゃないですか。ところが、村の子どもたちは「これ、なにかわかる人?」と聞くと、全員が「ハイ!ハイ!」って手を挙げるんです。「カヨ、私にあてて!」という感じで。

将来は村を出て稼ぎたいとか、勉強が好きな子も多くて、

将来的には、日本と発展途上国の子どもたちをつなげられるような仕事や機会を作りたいと思うようになりました。

ーーカンボジアでの経験やクルーの仕事を経て、現在はどのような活動に重点をおいていますか?

KAYO:今はMiCORAY創設者として、自分自身がウェルビーイングな生き方をしたいと思っています。MiCORAYはウェルビーイングを軸にしていますが、さらに知識を深めたいと思い、ポジティブ心理学インストラクターの資格を取りました。

他にも、船と海が大好きなので、帰国後に小型船舶免許の1級を取得しました。

クルーからキャプテンになりましたので、MiCORAYの企画などで集まってくれた方を乗せて、いつかクルーズやパーティーができれば良いなと思っています。

あとは、5歳のころからダンスをやっていて、バックダンサーやコンテストでの優勝経験もあるのですが、社会人になってからはダンスから離れてしまって・・・。そんな中、数年ぶりにダンスのイベントに参加し始めました。私の原点でもあり、自分を一番表現できる場でもあるので、再開できてとても楽しい生活を送っています。

カンボジアの子どもたち

チャレンジすることの喜びと楽しさを共有し、新たな出会いを大切にしたい

ーーチャレンジ精神旺盛なKAYOさんの今後やりたいこと、なりたい姿があれば教えてください。

KAYO:そうですね。今後チャレンジしたいことは、これまでの経験や体験をアウトプットしていくことと、人と人をつなげる事業を作ることです。

インターンシップから正社員、契約社員、派遣、お金がないときは外国人と一緒に日雇いの工場作業や、ひたすら野菜を切る仕事、洗い場など数えきれないくらい様々な仕事をしました。その経験を生かし、立場の違う人たちをつなげるような体験や働き方を提供できれば良いですね。

これまでの経験から感じたことや学んだことは、私にとって強みになっているので、うまく活用しながら機会提供できればと思っています。

ーー多くの人は、当たり前のように就職活動して、社会人として働くと思うのですが、KAYOさんがそのような考えに至った理由はどんなところにあると思いますか?

KAYO:縛られるのが好きではないのと、いろいろと挑戦してみたいという気持ちかもしれませんね。正社員から契約社員になったときは、もちろん周囲から反対されましたし、生活の不安もありました。

しかし、いろいろな仕事をして気がついたのは、見えないところで働いている人がたくさんいて、その人たちのおかげで世の中が成り立っているということです。

私は主に接客業に携わってきましたが、裏方の仕事をしていく中で、働く人に対するリスペクトや、以前とは違った見方ができるようになったので、その視点は今後の人生に生かせるのではないかと思っています。

チャレンジすることの喜びと楽しさを共有し、新たな出会いを大切にしたい

ーー最後にKAYOさんにとって幸せだなと感じる瞬間。まさにウェルビーイングな状態だと思う時ってどういう時ですか?

KAYO:私にとってのウェルビーイングは、新しい人や経験に出会ったときです。

旅行先での出会いだったり、見たことない景色を見たりするのももちろんですが、最近ではMiCORAYを立ち上げる際に出会ったライターさんたちなど、人との出会いが私にとってなにより幸せなことですね。

また、楽しいことや想いを共有できることにも幸せを感じています。今後も出会いの機会だったり体験だったりを作って行ければと思っています。

これからもいろいろなことにチャレンジして、たくさんの人に出会えることが今から楽しみです。

ーー新しい体験や出会いがKAYOさんのモチベーションを上げるポイントなんですね。

KAYO:そうですね。人はそれぞれに世界観や考え方が違っていて、「こんな考え方もあるんだ」、とか「こういう働き方があるんだ」など、人から学べることはたくさんあるので、新しい出会いはすごい幸せな瞬間だと感じています。

20代は世界に出て働く、世界中の友達を作る、いろいろな仕事を経験するという3つの大きな目標を叶えました。

これからは今までの経験を活かしてアウトプットしていくこと、そして生きづらさを感じている方や今何かに悩んでいる方が居れば‘‘世界は広いよ、1人じゃないよ‘‘と伝えていければいいなと思っています。

コメント

この記事へのコメントはありません。

RELATED

MiCORAY TOP